キャンプ初心者のための5つの心得
キャンプ初心者のための5つの心得
今度、友人と一緒にキャンプに行くことになりました。
私はキャンプ経験者ですし、道具も一式揃ってますので、友人たちは私に任せっきりで安心しきっていました…
しかし、キャンプはそんなに甘いモノではありませんぞ!と、個人的に思います。
そこで友人らにはキャンプに行く前に、いくつかの注意事項・心得のようなものを伝えました。
それを要約して5つのポイントにまとめてみました。
1、寝具の重要性のこと

By: PEOSoldier
キャンプでの宿泊っていうのは野宿なんです。
快適な家とは対極にあるようなものです。
私が初めてキャンプに行ったときには薄いマットの上でシュラフにくるまって一晩を明かしました。
硬い地面のおかげで、体じゅうバキバキで痛い痛い(笑)
寝床の快適さの重要性に気が付きました。
一泊ならまだしも連泊する予定でこんな寝心地だったら最悪です。
その次のキャンプではコレを用意していきました。
かなり快適になりました!
わざわざ買いたくないなら、家の布団持っていくのも手かと。
それくらい私はキャンプにおいて「睡眠」を大事にすべきだと思っています。
2、夜の寒さのこと

By: Matt Murphy
夜は寒いです。
真夏の平地でのキャンプは別ですが…
5月、6月とか、9月、10月の山地での朝晩は結構冷え込みます。
大げさに聞こえるかもしれませんが、ダウンジャケット持って行くぐらいの気持ちでいいと思います。
大は小を兼ねるといいますか、暑いのはどうとでもなりますが、寒いのは防寒対策がないとどうしようもないです。
寒くてどうにもならず、結局車の暖房を効かせて車中泊をしたという話も聞いたことがあります。
雰囲気もありませんし、なにより夜のエンジン音は響き渡ります。
他の利用客の方々への迷惑になりますよね。
防寒対策は冬じゃなくても、しっかりしていくべきです。
あとオススメなのは芋焼酎のお湯割り(笑)
キャンプで飲むと異常な美味しさなんですよ。
身体もポカポカしてきますしね。
普段焼酎飲まない女性も、キャンプファイアの横では「おいしい♪」と飲んでいました。
3、お風呂のこと

By: ganeshaisis
宿泊する予定のキャンプ場の近くに入浴施設があるか確認します。
必要ない人もいるかも知れませんが、私は風呂に入らないと眠れません。
キャンプ場までの運転、テントの設営や諸準備で意外と疲れているはずです。
コインシャワーでも構わないですが、やっぱり温泉が一番ですな。
明るいうちにある程度の食事は済ませて、近くの温泉に向かいます。
汗を流して、ゆっくり身体を休ませます。
キャンプ場に戻ったら、宴の始まりです。
ビールからはじめ、ウィスキーや焼酎、ホットワインなどを楽しみます。
たき火を囲いながらの団欒は最高ですよ。
4、後片付け・撤収のこと

By: Jim Kravitz
面倒くさがりな私ですが、後片付けはちゃんとします。
「後片付けっていうのは、次のキャンプの準備」
テレビで誰かが言ってたんですが、なるほどな~と納得しました。
後片付けを適当にやってしまうと、次のキャンプの準備がスムーズに進みません。
次のための準備だ、ということを意識して片付けをすると良いです。
また、撤収時に一番大事なことは「ゴミの持ち帰り」です。
マナーがなってない人は、そのまま放置して帰ったりします。
これ、最悪です。
「来た時よりも美しく」
これ、基本です。
キャンプ場によってはゴミの処理を引き受けてくれるところもありますので、持ち帰りたくない人はそういうところを利用しましょう。
5、理想と現実のこと

By: Perfect Zero
キャンプに行ってみたい!と思う方は、頭のなかに理想のキャンプが出来上がっていると思います。
素敵なキャンプ場、おいしいBBQ、暖かなキャンプファイア、満天の星空。
色々な妄想が膨らんでいるでしょう。
しかし、そんな妄想すべてが現実になることはほとんど無いと思います。
インターネットで見た写真とはぜんぜん違うキャンプ場、なかなか火起こしできないBBQ、キャンプファイアのための落木が見つからない、見つけても湿ってて火がつかない、あいにくの曇り空。
ありがちな展開ですね(笑)
そこで落ち込んで、「キャンプ楽しくない!」「二度といくもんか!」とならないためにも、うまくいかないこともある、というか最初はうまくいかなくて当たり前だという現実を知っていたほうが気を楽にしてキャンプを過ごせると思います。
このマットじゃ寝心地が悪かったからエアマットを用意していこう。
夜は暗くて明かりが足りなかったからランタンを買い足そう。
炭火つけるのが大変だから火起こし器を持って行こう。
などなど、不便さの経験から次のキャンプの楽しみを見出すのも醍醐味です。
こうやってどんどん理想のキャンプに近づけていくものなのです。
そして泥沼のように出費がかさむという(笑)
理想に近づけたと思っても、どんどん他にも欲がでますから、そこは注意しましょ。
キャンプ初心者の心得のまとめ
キャンプはとっても楽しいです。
都会の喧騒から離れ、自然の中に溶け込む。
虫や鳥の声を聞きながら、優雅な時をゆったりと過ごす。
夜は焚火を囲みまったりと。
ふと空を見上げると、スッと煌めく流れ星。
願いを胸に暖かな床に就く。
朝になったら湯を沸かしてコーヒータイム。
爽やかな朝陽と楽しげな鳥の歌声、淹れたてのコーヒーの香りに頭も体もスッキリする。
…
みたいな、こんなのが私の理想です。
スマートで知的でカッコ良いのがいいですけどね。
まったくもって理想から離れたキャンプになってしまいます(笑)
今度の友人とのキャンプが成功するといいな~。
さて、ここまでお付き合いいただき誠にありがとうございました。
またお見えできる機会を楽しみにしています。
336adosensu
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