[テラバトル]１５章『神』ストーリーまとめ[画像]

[テラバトル]１５章『神』ストーリーまとめ

まず、画像で。下の方でテキスト書き起こしてます。

ここまで。

いやぁ予想外にドラマティックでいつの間にかのめり込んでいました。

ペペロペはパーティに加わるんじゃないかと思っていたので衝撃展開です。

っていうか「神」の正体がビックリ過ぎるでしょ。

「神」は抽象的なものかと思ったらめっちゃ飛空艇みたいだったし。

ライファーなのね。

転職素材の「ライファロン」がライファーのコアって説明されてた気がする。

神様のコアってほいほい落ちてないよな(笑)

そらなかなか手に入らないのも納得です。

次の面は宇宙が舞台みたい？

ちょっと先のステージやってみたんですけど、雑魚敵にやられちゃいました。

グレースしかジョブ追加してないから、他のキャラもしっかり転職させて育成しなきゃですね。

昨日と今日のプリンと、パペットショーをガンガン回してます。

で、ライファロン全く落ちないという(笑)

アミナとアミサンドラで６個も必要なのに…

２０章まで進むと手に入りやすくなるらしいからそれまで我慢するか。

一応ストーリーのテキストでも書き起こしておきます。

…

扉を抜けた先はガランドウだった。

「ここに神がいるんじゃなかったのか？」
「空っぽだね…？」
「この音は？」

重低音が耳に、
そして心の臓をえぐるように聴こえてくる。

部屋自体が巨大な装置。
機械なのだろう。

「ここがお前たちの求めた場所だ…」
「ペペロペ、どういうことなの？」

みなの行く手を遮らんとする
一団が現れた。

それはもれなく機械仕掛けで、
何かを探るように
時折こちらを計測しているようだ。

「ペペロペ！
こいつらまとめて…神だってのか？」
「違う、そうではないのだ…！」

パルパが、
引寄せされるように
装置の中心に近づいていく。

「………」

「パルパ？どうした！？」

「呼ばれている…。声が、聴こえる…」

「ペペロペ！
パルパの様子がおかしい！」
「それでいいのだ…それで…！」

「いいわけないだろう、
何かにパルパは取り憑かれてる！」

「神が求めている。運命なのさ…」
「運命…だと！？」

「ペペロペ！知っている事を話せ！
お前は俺たちの敵なのか？
味方なのか！？」

「俺はその、どちらでもない…！俺は…」

「ペペロペ、
ガルスの中心は岩人たちの墓場。
あなたはそう言いましたね？」

「ああ、岩人たちは、
神の贄となるために存在している。
ここはその墓場だ」

「すべては幾千年前から
定められし、この瞬間を待っていた」

「お前は、パルパのなんなんだ？
彼女は、お前を――――」

「黙れ！
何も…何も知らぬ地上人たちが！」

パルパは、
装置の目の前に佇んでいた。

「そう…あなたは、
私が必要なのね…？」

やっとわかった、と
パルパはひとり言葉を紡ぎ続ける。

装置の扉が開いた。

その光景は、
パルパを飲み込まんと巨大な鯨が
大きな口を縦に開いたかのように見えた。

「なんだ、あれは…」

装置の中は、
なにかが折り重なり、積み上がっていた。

「遺体…？
いや、そんな生易しいものじゃない…。
どんな扱いをしたらあんな風に…」

枯れ果てている。
そんな言葉がしっくりくる。

そこにあったのは、
岩人たちだったものの塊だった。

「わかったか？
俺たちは、神の養分なんだよ…！」

ペペロペの言葉は絶望に満ちている。
だが、その声音は決して絶望していない。

ペペロペの瞳に、決意が灯った。

「うおォォォォォッ！！」

…

パルパの意識はすでに無く、
彼女は鎮座する装置の中へ、
何かに導かれるように倒れこんだ。

人型に造られたくぼみに
すっぽりとパルパが収まる。

まるで、
始めからそうなる為に
造られていたかのように。

程なく、パルパを包むくぼみに
備えられたおびただしい数のランプが
一斉に点灯した。

次にくぼみがまるごと持ち上がり、
パルパは立つような格好になった。

その姿は、磔刑を思わせる。

続けて、室内の光量が一気に上がった。

「まるで、電源が入ったみたい…」
「違う…これ、本当に電源なんだ…！」
「パルパの生命エネルギーで
動き出したんだ！」
「ペペロペ！――――ペペロペ…？」

ペペロペはいなかった。
否――――いなかったのではない、
ペペロペは移動していたのだ。

パルパの許に。

「火が入れば、あとはこっちのものだ」
「ペペロペ、なにを！？」
「王は、パルパを守れとおっしゃった…！」

ペペロペは
パルパを強引にくぼみから引き剥がし、
自らを身代わりとした。

くぼみの周囲から
うねる触手のごとき大量の管が現れ、
ペペロペの身体中を突き刺し、
蹂躙していく。

「うぐァァァァァッ…！！」

ドクドクと、
ペペロペの生命エネルギーを吸い上げる。

「パ…ルパ、黙っていてすまなかった。
だが…お前に話せば、心優しいお前は
きっと――――」

それ以上、彼の言葉が
パルパに届くことはなかった。
なぜならすでに、もう、彼は――――

トクン。

トクン。

――――ドクン。

惑星が、いや…
その中心に横たわっていた何かが、啼いた。

ひとたび生命（いのち）の炎を得たソレは、
その力を解放し、全身にこびりついた
不要物をそぎ落とさんと、
自らを燃やしはじめる。

「ウワァァァァァァ！」

悲鳴と怒号が飛ぶ。
激しい振動に揺さぶられ、
多くの者が投げ飛ばされていた。

「何かが、動いてる…！？」
「誰か、パルパを…！」

気を失ったパルパを、
一行は運びだした。

ペペロペが笑ったように、見えた。

惑星の核という巣から飛び出し、
動き出すもの。

それは暴力的な質量を誇る船。

その名は神。

またの名を――――

ライファー

「ペペロペ…」

だが、ペペロペの姿は見えない。

「神は、ペペロペを喰って生きている…」
「ペペロペが装置の中にいる限り、
俺たちの星、いや、俺たちの船は動くのか…？」

そう、船が動き続ける限り彼の生命の炎は
燃え尽きてはいないはずだ。
しかし。

「彼を助けだしたら
この船の活動が止まって、
私たちは…死に絶える…？」

パルパは目覚めた。
そして、すべての顛末を知った。

「あなた方の目的は、
神に逢い、星の危機を救うこと。
でしたよね…？」
「え、ええ。形はどうあれ
崩壊の危機は脱した…のかしら？」

「そのようです」

パルパは、その一言だけを絞り出した。

「では、行こうか、パルパ姫」

「えっ？」
「助けるんでしょう？ペペロペを」
「まだ、パルパ姫たちの旅は
終わっちゃいない、なぁそうだろ？」

パルパは困惑した。

父を、そしてペペロペをも失った。
怒りと哀しみに包まれて過ごした
パルパの十数年。
それは、彼らの決意と想いの結晶だった。

「私は、ずっと…守られていた…」

ペペロペがパルパの手に触れた瞬間、
そのすべてがわかったのだ。

だがもう、
あの滾るほどの熱をもった大きな手に
触れることはできない。

その熱が意味していたものも、
パルパはもはや想像でしか補えない。
しかし…

「知りたい。私に、何ができるのか」
「なら、行こう」

パルパは微笑み、うなずいた。